小田原・尊徳記念 がん哲学外来シンポジウム 開催報告
12月21日、小田原の地に根づく二宮尊徳翁の精神を受け継ぎ、人が人として尊重される医療と地域づくりを考える場として、小田原・尊徳記念 がん哲学外来シンポジウムを尊徳記念館にて開催いたしました。当日は多くの皆さまにご参加いただき、心に残る温かさと学びの時間を共有することができました。
開会にあたり、地元園児と「小田原の文化と教育を語る会」による論語の素読が披露され、澄んだ声が会場に響き渡りました。未来を担う子どもたちが尊徳翁の教えを受け継ぐ姿に、参加者の表情も自然とほころび、会場全体が柔らかな空気に包まれました。
続く講演では、浅草でがん哲学外来を主宰する宮原富士子氏が、がん哲学の思想を日々の暮らしや地域づくりにどう生かすかについて、実践を交えながら語りました。地域の温かさが人を支える力になることが、参加者の心に深く響きました。
また、大館仁志氏は二宮尊徳翁の生きざまを通して尊徳の教えを紹介し、歴史に学び、人に学ぶ姿勢の大切さを語りました。尊徳の教えが現代の医療や福祉にも通じる普遍的な価値であることが、改めて共有されました。
さらに、富田さつき氏は小田原の地域医療を担う医師として日々の診療の中で感じる患者さんやご家族の思い、地域医療の現状について率直に語り、参加者の胸に静かに響く時間となりました。続く安達昌子氏からは、地域で暮らす人々を支える医療のあり方、多職種や地域住民との連携の重要性が語られ、「つなぐ・むすぶ・つたえる」という言葉が会場に深く刻まれました。
シンポジウムの締めくくりには、音楽ユニット「わをん」によるミニコンサートが行われ、小田原でがんと共に生きる人たちへの応援エールが歌声とともに届けられました。音楽が持つ力が会場を包み込み、参加者の心に寄り添う温かな余韻が残りました。
そして一般社団法人がん哲学外来の 宗本 義則理事長が福井から駆けつけてくださり今回のシンポジウムの感想を述べていただき大変感激いたしました。
本シンポジウムを通して、二宮尊徳翁の精神が示す「互いに支え合い、共に生きる社会」の大切さを改めて共有することができました。ご参加・ご協力いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
AIケアボット臨床研究の成果が報道されました!
福井県済生会病院との共同研究として、12月1日、5日、8日に実施したがん患者さん向けAIケアボットの臨床研究(21名)のまとめが、福井テレビ「ニュースit!」で特集されました。
▼福井テレビニュース(動画あり)
https://www.fukui-tv.co.jp/?post_type=fukui_news&p=193487…
TV報道では視覚的に伝わるアバターの見た目が最優先ですが、技術的な改善と科学的な検証はセンターニュースをご覧ください。
「人とAIが共創する近未来の医療」 ~医療者とAIは良きパートナー~ 済生会福井病院での取組
<FBC NEWS NNN 「まるで医師と話しているみたい」がん患者の不安やストレス’AI’がやわらげる 大学 病院がシステム開発 3月まで臨床試験>
https://news.ntv.co.jp/n/fbc/category/society/fb757b50dae04b411fa514865c4180e5f4
※なお、福井テレビは記事内容のみで、動画はありません
対談「選ばれるがん哲学外来カフェとは」樋野 興夫✕宗本 義則
樋野興夫 名誉理事長と宗本義則 理事長による対談が以下のとおり行われました。
2025年11月7日(金)
時間:16:30~17:00
場所:福井県済生会病院 メデイカル情報サロン
対談動画もご覧にいただけます。
対談「選ばれるがん哲学外来カフェとは」樋野 興夫✕宗本 義則
https://youtu.be/1XzgM3yoddk
第1回新潟がん哲学外来ときカフェに参加して
一般社団法人がん哲学外来
理事長 宗本義則
スヴェンソン新潟サロンの移転リニューアルオープン記念として開催された「新潟がん哲学外来ときカフェ」に一般社団法人がん哲学外来の理事長として参加した。
新潟駅から徒歩でいける圏内で、新しくリニューアルされた店舗に足を運ぶと、明るくモダンな店内に、数多くのウィッグ・化粧品等がならべてあった。
ここで新規に第1回のがん哲学外来カフェを開催した。
まず小生から30分ほどの講演をおこなった。ウィッグメーカーとしてタイムリーな内容を考え「あなたらしく生きるために~がん患者のアピアランスケアについて~」とした。抗がん剤による脱毛や皮膚・爪障害などについて機序・対応や行政の対応、またなぜアピアランスケアが必要かをがん哲学の考えからお話した。
また個人面談を4組おこなった。皆いろいろながんに関する悩みをもっていた。解決はしなくても解消できたと思う。個人面談後はみな明るい顔で感謝された。
その後に皆で「賢く医療者とつきあう方法」や「意思決定」など時間の許す限りお話できた。
あっという間の2時間で新潟にきたかいがあったと実感した一日であった。
信濃川にかかる萬代橋にはきれいな虹がかかっていて、今後このときカフェがさらなる発展していくことは間違いないと実感した。






