一般社団法人がん哲学外来

宗本理事長 Action

がん哲学外来対談が本日(1/8)新聞に掲載されました。

年末に福井で行ったがん哲学外来対談が本日新聞に掲載されました。

がん哲学外来学びの会レポート

【2025-12-14 勝海舟記念下町(浅草)がん哲学外来メディカルカフェ学びの会レポート】

スーパーでは正月用品とクリスマス用品が並ぶ師走。テレビでは一年を振り返る番組ばかりとなり、「あれは今年の出来事だったのだ」「あの人が亡くなったのは今年だったのだ」と思い返し、過ぎゆく時の重みを感じます。随分前からスローライフを心がけていますが、来年のNHK大河ドラマが「豊臣兄弟!」だと知ったのはつい最近のこと。改めていまだにせわしない生活をしているなぁーと思い知った次第です。

2025年(令和7年)12月14日、毎年師走に開催される恒例の「勝海舟記念下町(浅草)がん哲学外来シンポジウム」(主催/勝海舟記念下町(浅草)がん哲学外来:共催/浅草かんわネットワーク研究会)」が、今年は「メディカルカフェ学びの会」という形で台東区民会館にて開催されました。テーマは「メディカルカフェのビジョンと夢を語り合う」。冷たい雨が降り続く寒い一日でしたが、首都圏在住者だけでなく、福井、福岡、大分などから参加する方もいて、会議室をうめつくす参加者数となりました。
当日のプログラムは次の通りです。

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○開会あいさつ 宮原富士子(勝海舟記念下町(浅草)がん哲学外来主宰、
一般社団法人がん哲学外来理事(事務局長)、薬剤師)
    「勝海舟記念がん哲学外来メディカルカフェ
     歩み、そして「今」そして「これから」浅草で

〇講和「全国で広がる「がん哲学外来カフェ」将来に向けて
「それぞれの人の人生・仕事・生きがいに寄り添って」
 ~福井県済生会病院での実践からの提案~
  宗本義則氏 (一般社団法人がん哲学外来理事長、福井県済生会病院医師)

○講和「入退院・外来への費用の相談も病院の相談窓口の活用で
    メディアで日々語られる“高額療養費制度”自分ごととして」
  森岡江美(虎ノ門病院社会福祉士、認定がん相談員)

○漢方茶で語らいタイム 土子志氏(漢玄堂薬局薬剤師)

○講和「バーンアウトしない生き方 言葉を大切にした生き方」
  阿部純子氏(医療法人メディケアアライアンスあおぞら病院薬剤師)

○講和「お医者さんとの出会い、つきあい、上手にできていますか」
安達昌子氏
(浅草かんわネットワーク研究会顧問、医療法人社団律昌会さくら醫院医師)

○再び語らいタイム
                    
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一般社団法人がん哲学外来理事長で福井県済生会病院に勤務する医師の宗本さんは、同病院内でカフェを運営していることから、具体的な実践内容を紹介されました。がん治療技術の進歩により生存率が「5年」から「10年」という表現に変わり、生存率アップは喜ばしい現実となりました。
「国のがん支援体制については、仕組みはあるものの国としての実施は難しい面があるのは事実。がんに罹患しても働くことに困っている患者さんをとりこぼさない仕組みが重要。SDM(共同意思決定)を重視し、患者さんと医療者が対話を重ねながら治療内容を決定することが必須」と提案されました。

今年の医療関係のニュースでは、高額療養費制度絡みが最も関心を集めたのではないでしょうか。医療費の患者負担が大きくならないように月ごとの上限をもうける高額療養費制度ですが、言うまでもなく長期にわたる治療を要するがん患者にとっては、この制度の変更は治療の継続を断念せざるを得ない可能性も生じます。
生命保険と同じく、社会福祉制度は必要とならない限り関心をもたない傾向にあります。医療ソーシャルワーカーの森岡さんは、「生活のために治療を選択する人がでないように、わからないことがあれば遠慮なく社会福祉士を利用して欲しい」と呼びかけました。

少し前、宮原富士子さんと活動を共にする仲間たちがバーンアウトしているようで心配になり、励ます目的で「みやちゃんとご一緒体験記」で書いたコラム「Vol.59ビヨンドメノポーズ ~更年期以降の女性の生き方①~」があります。
https://www.vividlady.com/miyahara/column/miyacyan_59.pdf

小田原・尊徳記念 がん哲学外来シンポジウム 開催報告

12月21日、小田原の地に根づく二宮尊徳翁の精神を受け継ぎ、人が人として尊重される医療と地域づくりを考える場として、小田原・尊徳記念 がん哲学外来シンポジウムを尊徳記念館にて開催いたしました。当日は多くの皆さまにご参加いただき、心に残る温かさと学びの時間を共有することができました。
開会にあたり、地元園児と「小田原の文化と教育を語る会」による論語の素読が披露され、澄んだ声が会場に響き渡りました。未来を担う子どもたちが尊徳翁の教えを受け継ぐ姿に、参加者の表情も自然とほころび、会場全体が柔らかな空気に包まれました。

続く講演では、浅草でがん哲学外来を主宰する宮原富士子氏が、がん哲学の思想を日々の暮らしや地域づくりにどう生かすかについて、実践を交えながら語りました。地域の温かさが人を支える力になることが、参加者の心に深く響きました。

また、大館仁志氏は二宮尊徳翁の生きざまを通して尊徳の教えを紹介し、歴史に学び、人に学ぶ姿勢の大切さを語りました。尊徳の教えが現代の医療や福祉にも通じる普遍的な価値であることが、改めて共有されました。

さらに、富田さつき氏は小田原の地域医療を担う医師として日々の診療の中で感じる患者さんやご家族の思い、地域医療の現状について率直に語り、参加者の胸に静かに響く時間となりました。続く安達昌子氏からは、地域で暮らす人々を支える医療のあり方、多職種や地域住民との連携の重要性が語られ、「つなぐ・むすぶ・つたえる」という言葉が会場に深く刻まれました。

シンポジウムの締めくくりには、音楽ユニット「わをん」によるミニコンサートが行われ、小田原でがんと共に生きる人たちへの応援エールが歌声とともに届けられました。音楽が持つ力が会場を包み込み、参加者の心に寄り添う温かな余韻が残りました。

そして一般社団法人がん哲学外来の 宗本 義則理事長が福井から駆けつけてくださり今回のシンポジウムの感想を述べていただき大変感激いたしました。

本シンポジウムを通して、二宮尊徳翁の精神が示す「互いに支え合い、共に生きる社会」の大切さを改めて共有することができました。ご参加・ご協力いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

AIケアボット臨床研究の成果が報道されました!

福井県済生会病院との共同研究として、12月1日、5日、8日に実施したがん患者さん向けAIケアボットの臨床研究(21名)のまとめが、福井テレビ「ニュースit!」で特集されました。

▼福井テレビニュース(動画あり)

https://www.fukui-tv.co.jp/?post_type=fukui_news&p=193487…

TV報道では視覚的に伝わるアバターの見た目が最優先ですが、技術的な改善と科学的な検証はセンターニュースをご覧ください。

「人とAIが共創する近未来の医療」 ~医療者とAIは良きパートナー~ 済生会福井病院での取組

<FBC NEWS NNN 「まるで医師と話しているみたい」がん患者の不安やストレス’AI’がやわらげる 大学 病院がシステム開発 3月まで臨床試験>

https://news.ntv.co.jp/n/fbc/category/society/fb757b50dae04b411fa514865c4180e5f4

※なお、福井テレビは記事内容のみで、動画はありません

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