一般社団法人がん哲学外来

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21世紀のがん哲学 樋野興夫
〜すこしの時間ご一緒しませんか?
ちょっと立ちどまり、一息つき、考えるときを持ち、歴史人に思いをはせる~

第53回『いたわり』の理解 〜 『国家、民族の懸け橋』 〜

2025年3月6日、筆者は、日中医学協会(The Japan China Medical Association)の広報委員会にZoom参加した。 HPには筆者の【『もしも突然、がんを告知されたとしたら。』(2023年5月4日東洋経済新報社発行)】(添付)と 【『がん病理学者が読む聖書『ヨブ記』 〜 なぜ、こんな目に あわなければ ならないのか 〜(2023年10月15日 いのちのことば社発行)】(添付)が紹介されている。ただただ感謝である。

筆者は、機関誌『日中医学』(2020.11:Vol.35 No.3)の『特集:日中におけるがんの告知 〜 がんゲノム医療時代を迎えて 〜』担当する機会が与えられ、『巻頭言』に【『日中の懸け橋』~『日中のがん告知の現状と相違』~】を寄稿した。『あとがき』には、【人間の身体と臓器、組織、細胞の役割分担と、お互いの非連続性の中の連続性、そして、傷害時における全体的な『いたわり』の理解は、世界、国家、民族、人間の在り方への深い洞察へと誘う。『他人の苦痛に対する思いやり』は医療の根本であり、患者の視点に立ったがん医療が求められる現代において本誌は、立場を超えて集う『交流』の場になるであろう。 今回の特集が『患者主体の医療』の基盤整備の一助となることを期待する。】と記述した。

【日中医学協会は、日本と中国の医療関連諸領域における交流事業を行い、日中両国及び日中両国を中心としたアジア地域の保健医療の普及及び向上に寄与することを目的として(1)研究助成及び学術的共同研究の実施 (2)学術会議 (3)医療協力事業及び支援活動 (4)調査・情報収集、広報啓発活動 (5)人材育成 (6)招請、派遣、その他目的達成のために必要な事業を行っております。】と謳われている。

筆者は2017年、北京大学腫瘤病院で拙著『がん哲学外来で処方箋を』の中国語訳出版記念講演会(北京大学出版社主催)に招待された(添付)。 講演は、中国全土に、ネットで、同時放映され、北京大学腫瘤病院が作成された広報文章も、ネットで放映されたとの連絡を頂いた(添付)。【本書は『人生』の本質を探究し、『愛』の意味を追求するものである。――、きっと本書から専門的な知識や心の癒しを得ることができると信じる。』&『臨床医学または医学教育の重要な実践であり、――。医学の核心を示している。』】との身に余る文章を主催者から頂いた。

『日中の懸け橋』になれば望外の喜びである。

  
 

第52回『愛されるために生まれた』 〜 『理解が深まる出会の場』 〜

2025年3月2日WifeとKBF【(Kurume Bible Fellowship);CAJ(クリスチャンアカデミー イン ジャパン)キャンパス内)】に出席した(添付)。 多数の他国の参加者であった。今年(2025年)は【CAJ 75th anniversary & KBF 65th Anniversary】である。

1997年韓国の牧師イ・ミンソプの作詞・作曲の『君は愛されるために生まれた』(韓国語 당신은 사랑받기 위해 태어난 사람/英語You were born to be loved)を拝聴した。

You are born to be loved,
君は愛されるため生まれた

and you are receiving that love in your life now.
君の生涯は愛で満ちている

Produce fruit through our meeting.
我らの出会いの中で実を結ぶ

Because of your existence in this world,
君の存在がわたしには

You are a great joy to us.
どれほどおおきな喜びでしょう

3月3日は【『樋野先生たびの会』7周年記念『屋形船の夜』ひな祭りクルーズ】が、『ワイルドたびくらぶ』の高橋謙三氏によって企画される。 【浅草の吾妻橋乗船場で乗船し、『お台場・スカイツリーコース』で、お台場の遊覧 隅田川の橋巡りをしながら お台場まで夜景を楽しみながら食事をし、『カラオケ大会』は歌いたい放題の2時間半の『屋形船の旅』】とのことである。
『君は愛されるために生まれた』を全員で熱唱し『新しい自分の発見 & 他人の理解が深まる出会の場』となるのではなかろうか!

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