第16回 立場を超えて集う 〜『心温まる・寛容性ある場』〜
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2024年8月21日『21世紀の懸け橋 〜 “がん哲学” 〜』の編集担当の宮原富士子氏から2024年8月20日の読売新聞記事【がん哲学外来 患者と語らい 日田『隈診療所』の宮崎院長『ひた鮎カフェ』で『言葉の処方箋』】が送られて来た。
【日田市の在宅療養支援診療所『隈診療所』院長の宮崎秀人さん(70)が、がんの患者や家族らが病への不安や葛藤を打ち明け、生きる意味を一緒に考える『がん哲学外来ひた鮎カフェ』を始めた。同様の取り組みは、県内では大分市の『大分ふぐカフェ』に次いで2か所目。宮崎さんは『不安や、持って行き場のない複雑な思いを吐き出すことで自然と体が軽くなる。その手伝いをしたい』と語る。――――
<がん哲学外来> 順天堂大名誉教授の樋野興夫さんが、患者との個別面談で生きる意味を一緒に考えようと2008年に院内に開設したのが始まり。その後、趣旨に賛同した医療従事者や患者自らが『カフェ』を主宰するなどして各地に広がった。】 と紹介されていた。
来年(2025年)は、『大分ふぐカフェ』代表の林良彦先生が大会長で『第13回がん哲学外来市民学会』が大分県で開催される。【『人生の邂逅』は人知・思いを超えて進展する】ことを痛感する日々である。
【『がん哲学外来』の心得 =『先見性・力量・胆力』&『心温まるおもてなし・賢明な寛容性』& あらゆる人々が立場を超えて集う『交流の場』&『最も剛毅なる者は最も柔和なる者であり、愛ある者は勇敢なる者である』&『他人の苦痛に対する思いやり』】である。