一般社団法人がん哲学外来

今週のことばの処方箋

名誉を失っても、もともとなかったと思えば生きていける。
財産を失ってもまたつくればよい。
しかし勇気を失ったら、生きている値打ちがない。

ドイツの詩人・作家で「狭き門」などの著書をもつゲーテの言葉。
名誉や財産はうしなってもまた作ることができる。
勇気はその人の本質的なものであり、元々もっていない人も存在する。
気ある人でも、一度うしなってしまうと厄介なことになかなか奮い立つことは難しい。
形のあるものではないためわかりにくいが、勇気ある行動は結果がどうであれ、それ自体意義深い。

〈これまでの“ことばの処方箋”〉

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