一般社団法人がん哲学外来

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21世紀のがん哲学 樋野興夫
(順天堂大学名誉教授、新渡戸稲造記念センター長、一般社団法人『がん哲学外来』名誉理事長)

〜すこしの時間ご一緒しませんか?
ちょっと立ちどまり、一息つき、考えるときを持ち、歴史人に思いをはせる~

第15回 『21世紀の懸け橋 〜“がん哲学”〜』

優しい温かい 身体に染み入る 〜 言葉の温泉 〜

2024年8月14日『目白がん哲学外来カフェ代表』森尚子氏企画の第97回『目白カフェ8周年記念』(目白町教会)に赴いた(添付)。

群馬県、千葉県、埼玉県、神奈川県、静岡県からも参加され、多数の出席者であった。 筆者の従姉妹夫妻も鎌倉から参加されていた。 筆者は、別室で、5組の個人面談の機会も与えられた。会場ではピアニスト中野綾子氏の演奏で、『えみゅ〜ず』(大橋恵美子&中野綾子)の合唱で【小さな事に大きな愛を込めて】(作詞:樋野興夫 作曲:中野綾子)も熱唱された。

早速、【『とても楽しく、また学びの多い ひとときをありがとうございました』& 『今日は、ひとつひとつが 心にしみる貴重なお話を承りました』&『最初の講和もカフェの歴史と意義がとてもよく伝わりましたし、それに続く パネリストの御三方されぞれの生き様は 励まされるお話でした』&『樋野先生と土肥先生の質疑応答、大変勉強になりました』&『「がん哲」の原点を再確認できた 素晴らしい8周年記念でした』&『樋野先生のお話は、優しい温かい 身体に染み入る 言葉の温泉のようでした』&『言葉の処方箋は、なんどきも 自分に寄り添ってくれるお守り』】等々の心温まる励ましの感想を頂いた。

大変、有意義な充実した貴重な『目白カフェ8周年記念』であった。 ただただ感謝である。


第14回 『21世紀の懸け橋 〜“がん哲学”〜』

『考え深げな黙想 & 真摯な魂 & 輝く目』 〜 『医療職、介護職の風貌』 〜

2024年8月5日『勝海舟記念下町(浅草)がん哲学外来メディカルCafé』(主宰:宮原富士子氏)(台東区浅草3-25-10 ハレ・アサクサ 201号室)に出席した。 大いに話が盛り上がり、熱意に満ちたスタッフの『気概と胆力』には、大いに感服した。

勝海舟(1823-1899)と言えば江戸城の無血開城、咸臨丸での太平洋横断などで知られている。まさに、『勝海舟記念下町(浅草)がん哲学外来 in medical café』は、まさに、【『医療の幕末』から『医療の維新』への時代に向けての『事前の舵取り』】で、『勝海舟の医療維新の原点回帰』であろう!

1860年代遣米使節団(勝海舟らがいた)が、ニューヨークのブロードウエイを行進した。 彼らの行進を見物した詩人ホイットマン(Walter Whitman 1819-1892)は、『印象を 考え深げな黙想と真摯な魂と輝く目』と表現している。 この風貌こそ、現代に求められる『医療職、介護職の風貌』ではなかろうか!

8月7日【『東京都立多摩南部地域病院』看護師長 小磯雅美氏、緩和ケア科部長 奥山隆二先生、患者・地域サポートセンター 患者支援グループ 主任 横溝真理子氏】と東久留米のジョナサンで面談した。 9月7日に、『多摩地域の医療職、介護職』を対象に『多摩緩和ケアカンファレンス開催100回・多摩南部地域緩和ケア病棟開棟11周年 記念講演会』(主催:東京都立多摩南部地域病院)(会場:多摩市のリンクフォレスト)を企画される。 テーマは『対話で地域を支える』とのことである。

8月8日『ハルメクpetit』(2024年9月号)が送られて来た。【2022年8月号『ハルメク』の内容:こころのはなし 医学博士・樋野興夫さんと考える『病気との向き合い方』】の再掲載とのことである。 また、『漫画 幸せなら手をたたこう 誕生物語』を監修されている『幸せなら手をたたこう』作詞家の元恵泉女学園大学学長:木村利人先生から『漫画 幸せなら手をたたこう 誕生物語』(西岡由香 著作)が送られて来た。 ただただ感謝である。

8月11日は、ドキュメンタリー映画『新渡戸の夢 〜 学ぶことは生きる証 〜』(野澤和之監督 新渡戸の夢映画製作委員会)の上映会が、『大泉学園ゆめりあホール』(西武池袋線「大泉学園駅」北口から徒歩1分)で、企画されるとのことである。 筆者にとっては【がんと生きる言葉の処方箋】に続いて2作目である。

『ビジョンは人知・思いを超えて進展する』を痛感する日々である。

第13回 21 世紀の懸け橋 〜“が ん哲学”〜

時代を超えた教育 ~『耐え忍ぶ』&『前へ進む』~

2024年8月3日 横山郁子先生主催の【10周年記念講演『第55回がん哲学学校 in 神戸 メデイカル・カフェ』】(神戸薬科大学 地域連携サテライトセンター に於いて)(添付)に赴いた。 多数の参加者であった。 私は、第1部で、講演【時代を超えた教育 ~ 『耐え忍ぶ』&『前へ進む』 ~】の機会が与えられた。 会場から多数の質問が寄せられた。 第2部は【メディカル・カフェ 】であった。 私は、別室で6組の個人面談を行なった。

今回、『10周年記念誌』が製本されることが決定された。 また、参加されていた医療者の方は、尼崎の病院でも『がん哲学外来・カフェ』を開設されたいようである。皆様の『速効性と英断』には、ただただ感服した。

私が迷い子にならないように、住吉駅には、神戸薬科大学の学生が出迎えて、帰りも送って頂いた。 スタッフの皆様の『心温まるおもてなし』には、大いに感動した。 卒業後は、医療者として『賢明な寛容性』を持って 現場で勤務されることであろう! まさに、『がん哲学外来・カフェ』は、学生にとって【時代を超えた教育 ~『耐え忍ぶ』&『前へ進む』~】の学習の場となろう!

今回は、大変貴重な『東京駅―>新大阪駅―>住吉駅の旅』となった。

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