第8回 『21世紀の懸け橋 〜 “がん哲学” 〜』
人生の味 〜 大きな愛を込める 〜
2024年7月1日、小学校の先生に 生徒向けの 下記の『夏休みの宿題』を提案した。
☆「いぬのおまわりさん」の現代的意義をのべよ!
☆「ドラえもん」の現代的意義をのべよ!
☆「アルプスの少女ハイジ」の現代的意義をのべよ!
☆「サザエさん」の現代的意義をのべよ!
いずれも、時代を終えた、人間としての 普遍的な課題ではなかろうか。
7月2日、【「樋野興夫」の検索結果 – Yahoo!ニュース】が掲載されていたとの連絡を頂いた。 【本稿は、『もしも突然、がんを告知されたとしたら。』(樋野興夫著 東洋経済新報社発行 2023年)の一部を抜粋・編集したものです。】とのことである。
7月3日 新渡戸稲造記念センターの『がん哲学外来』で個人面談の機会が与えられた。 大変貴重な時であった。
【『涙とともに パンを食べた者でなければ 人生の味は分からない』[ゲーテ(Goethe:1749-1832)]&『喜んで無邪気に小さなことに大きな愛を込める』】が 今回、鮮明に想い出された。
第7回 『21世紀の懸け橋 〜 “がん哲学” 〜』
『表面的なhappy』vs『内から湧き出るjoy』の違いの考察
人間は自分では『希望のない状況』であると思ったとしても、『人生の方からは期待されている存在』であると実感する深い学びの時が与えられている。 現代は、『表面的なhappy』vs『内から湧き出るjoy』の違いの考察の時ではなかろうか!
『がん哲学外来の心得』5か条
1) 賢明な寛容さ
2) 行動より大切な静思
3)『世界の動向を見極めつつ歴史を通して今を見ていく』
4)『俯瞰的に「人間」を理解し「理念を持って現実に向かい、
現実の中に理念」を問う人材の育成』
5)『複眼の思考を持ち、視野狭窄にならず、教養を深め、
時代を読む「具眼の士」の種蒔き』
第6回 『21世紀の懸け橋 〜 “がん哲学”〜』
対話する場 〜 意味をあらためて考える 〜
2024年6月23日は『東久留米がん哲学外来・カフェ』(2008年スタート)&『読書会』(2007年スタート)である(添付)。 継続の大切を実感する日々である。
【“がんの悩みを心おきなく話したい” お茶を飲みながら、患者さん、ご家族、お友達、医療者が対話する場です。 並行して、樋野興夫先生との個別面談を行っています。(無料・要予約)】&【新渡戸稲造『武士道』(岩波文庫、矢内原忠雄訳)と内村鑑三『代表的日本人』(岩波文庫、鈴木範久訳)を交互に読み進めております。 リーダーは順天堂大学名誉教授・一般社団法人がん哲学外来理事長で新渡戸稲造記念センター長の樋野興夫先生です。 樋野先生のユニークでわかりやすい解説とさり気なく語られるメッセージに励まされ、人生の生きる意味をあらためて考えるひとときになります。 どなたでもご参加いただけます。 みなさまの参加をお待ちしております。】と紹介されている。