一般社団法人がん哲学外来

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21世紀のがん哲学 樋野興夫
(順天堂大学名誉教授、新渡戸稲造記念センター長、一般社団法人『がん哲学外来』名誉理事長)

〜すこしの時間ご一緒しませんか?
ちょっと立ちどまり、一息つき、考えるときを持ち、歴史人に思いをはせる~

第5回 『21世紀の懸け橋 〜 “がん哲学” 〜』

『愛情溢れる胆力 〜 心温まる居場所 〜』

2024年6月16日【メディカルカフェ ほさな】(愛知県豊橋市 豊橋ホサナキリスト教会に於いて)の『OPEN記念イベント』での講演『愛情溢れる胆力 〜 心温まる居場所〜』に赴いた(添付)。 多数の参加者であった。 大いに感激した。

【『がん哲学外来メディカルカフェふらカム(愛知県名古屋市緑区):星原美保子氏』、『シャチホコ記念がん哲学外来メディカルカフェ(愛知県名古屋市守山区):彦田かな子氏』、『がん哲学外来 金城カフェ(愛知県名古屋市東区):瀬戸真知子夫妻』、『つながる保健室保健委員 大野みすず氏』】も出席されていた。

2019年ご逝去された清水美穂様の お父様とお姉様が参加されていた。 清水美穂様の追悼文集と記念誌『これからも美穂さんとともに』を頂いた。 帰京中の新幹線の中で拝読した。 大いに感動した。 今回、『八ヶ岳メディカ・カフェ(山梨県北杜市)代表:山本護先生)』で、清水美穂様と お逢いしたことが、鮮明に思い出された。

帰りの新幹線の車内から富士山を眺め心が癒された。 大変貴重な『豊橋の旅』となった。

第4回 『21世紀の懸け橋 〜“がん哲学”〜』

柔和で穏やかな心 〜 医療の在り方 〜

私が代表を務める今年(2024年)の第12回『がん哲学外来市民学会』は京都で7月14日、
理事長を務める第7回『日本Medical Village学会』は青森県で8月24日、
理事長を務める第7回『日本地域医療連携システム学会』は三重県で11月16日
にそれぞれ開催される予定であります。
それぞれの大会長の誠心誠意 準備されている姿勢に、ただただ感謝であります。

『柔和で穏やかな心をもって接すれば、相手からも 同じように柔和な心を 引き出すことができる』&『青年とは 大きな希望抱負を有する者を称するので、年齢の多少を問わない。 ゆえに希望なき者は、いかに若年であっても、片足を棺桶に踏み込んでいるのと同じようなもので、希望さえあれば、三十になっても。六十になっても、すなわち 青年というべきである』(新渡戸稲造;1862-1933)が、鮮明に想い出される今日この頃です。

それぞれの学会では、『がんという病気のこと』、『生と死について』、『医療の在り方』など、さまざまな議論の きっかけになればと願っています。 皆様の参加をお待ちしております。

第3回 『21世紀の懸け橋 〜“がん哲学”〜』

『がん哲学外来』〜 『賢明な配慮の習得』 〜

『がん哲学外来』とは、【『丁寧な観察力の修練 =『個性と多様性』&『賢明な配慮』の習得の場】であろう! 新渡戸稲造(1862-1933)が愛読したカーライル(Thomas Carlyle 1795-1881)の『汝の義務を尽くせ。汝の最も近くにある義務を尽くせ、汝が義務と知られるものを尽くせ』が、まさに『がん哲学外来の原点』であろう!

2008年開始された『がん哲学外来』は,草創期(ホップ)・発展期(ステップ)を経て、いよいよ、飛躍期(ジャンプ)の時代に入ったと感じる今日この頃である。【人知を超えて、時が進んでいる】を痛感する日々でもある。
『病気も単なる個性である』の『社会の構築』が、人類の進むべき方向であろう! 【相並んで、進むべき方向を組み立て志を広め、実践する拠点】 これこそ、【『がん哲学外来』の役割と使命』】ではなかろうか!

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