一般社団法人がん哲学外来

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21世紀のがん哲学 樋野興夫
〜すこしの時間ご一緒しませんか?
ちょっと立ちどまり、一息つき、考えるときを持ち、歴史人に思いをはせる~

第14回 『考え深げな黙想 & 真摯な魂 & 輝く目』 〜 『医療職、介護職の風貌』 〜

2024年8月5日『勝海舟記念下町(浅草)がん哲学外来メディカルCafé』(主宰:宮原富士子氏)(台東区浅草3-25-10 ハレ・アサクサ 201号室)に出席した。 大いに話が盛り上がり、熱意に満ちたスタッフの『気概と胆力』には、大いに感服した。

勝海舟(1823-1899)と言えば江戸城の無血開城、咸臨丸での太平洋横断などで知られている。まさに、『勝海舟記念下町(浅草)がん哲学外来 in medical café』は、まさに、【『医療の幕末』から『医療の維新』への時代に向けての『事前の舵取り』】で、『勝海舟の医療維新の原点回帰』であろう!

1860年代遣米使節団(勝海舟らがいた)が、ニューヨークのブロードウエイを行進した。 彼らの行進を見物した詩人ホイットマン(Walter Whitman 1819-1892)は、『印象を 考え深げな黙想と真摯な魂と輝く目』と表現している。 この風貌こそ、現代に求められる『医療職、介護職の風貌』ではなかろうか!

8月7日【『東京都立多摩南部地域病院』看護師長 小磯雅美氏、緩和ケア科部長 奥山隆二先生、患者・地域サポートセンター 患者支援グループ 主任 横溝真理子氏】と東久留米のジョナサンで面談した。 9月7日に、『多摩地域の医療職、介護職』を対象に『多摩緩和ケアカンファレンス開催100回・多摩南部地域緩和ケア病棟開棟11周年 記念講演会』(主催:東京都立多摩南部地域病院)(会場:多摩市のリンクフォレスト)を企画される。 テーマは『対話で地域を支える』とのことである。

8月8日『ハルメクpetit』(2024年9月号)が送られて来た。【2022年8月号『ハルメク』の内容:こころのはなし 医学博士・樋野興夫さんと考える『病気との向き合い方』】の再掲載とのことである。 また、『漫画 幸せなら手をたたこう 誕生物語』を監修されている『幸せなら手をたたこう』作詞家の元恵泉女学園大学学長:木村利人先生から『漫画 幸せなら手をたたこう 誕生物語』(西岡由香 著作)が送られて来た。 ただただ感謝である。

8月11日は、ドキュメンタリー映画『新渡戸の夢 〜 学ぶことは生きる証 〜』(野澤和之監督 新渡戸の夢映画製作委員会)の上映会が、『大泉学園ゆめりあホール』(西武池袋線「大泉学園駅」北口から徒歩1分)で、企画されるとのことである。 筆者にとっては【がんと生きる言葉の処方箋】に続いて2作目である。

『ビジョンは人知・思いを超えて進展する』を痛感する日々である。

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