一般社団法人がん哲学外来

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21世紀のがん哲学 樋野興夫
〜すこしの時間ご一緒しませんか?
ちょっと立ちどまり、一息つき、考えるときを持ち、歴史人に思いをはせる~

第9回 対話のあり方 〜 柔和で穏やかな心 〜

2024年7月6日 羽田空港からアメリカ シアトルの空港に向かった。 壮大なMt. Rainier (4392m)を観ながら娘の自宅に到着した。 7月9日は【Bainbridge Island Japanese American Exclusion Memoria】(ベインブリッジ島日系アメリカ人排除記念館)を訪問した。 大変、貴重な時となった。

帰国後、7月13日『第13回 がん哲学外来コーデイネター 養成講座 in 京都:大人も 子どもも がんカフェを知る 〜 カフェの未来像 〜』に出席した(稲盛記念会館に於いて)。 7月14日は、筆者が代表を務める『がん哲学外来市民学会』の第12回『がん哲学外来市民学会 京都大会:出会いの中で実を結ぶ 〜 がん教育とともに 〜』(大会長:武藤倫弘 京都府立医科大学教授)(京都学・歴彩館に於いて)に赴いた。 会場は多数の参加者であった。 筆者は教育講演『がん哲学外来におけるがん教育』の機会が与えれた。

『がん哲学外来市民学会』は【医師、医療従事者、一般市民、学生、中高生、あらゆる人々が立場を超えて集う『交流』】&【市民の立場に立つ『医療維新』を目指す。『がんという病気のこと』、『生と死について』、『医療の在り方』、『言葉の大切さ』、『対話のあり方を学ぶ』、『次世代のがん相談者の育成』】の場でもある。

【『愛がなければ全ては無意味』&『愛に溢れた雰囲気を醸し出す』&『積極的に人々に仕える』&『柔和で穏やかな心をもって接する』】は『21世紀の懸け橋 〜 “がん哲学”』の原点であろう!

第8回 人生の味 〜 大きな愛を込める 〜

2024年7月1日、小学校の先生に 生徒向けの 下記の『夏休みの宿題』を提案した。

☆「いぬのおまわりさん」の現代的意義をのべよ!
☆「ドラえもん」の現代的意義をのべよ!
☆「アルプスの少女ハイジ」の現代的意義をのべよ!
☆「サザエさん」の現代的意義をのべよ!

いずれも、時代を終えた、人間としての 普遍的な課題ではなかろうか。

7月2日、【「樋野興夫」の検索結果 – Yahoo!ニュース】が掲載されていたとの連絡を頂いた。 【本稿は、『もしも突然、がんを告知されたとしたら。』(樋野興夫著 東洋経済新報社発行 2023年)の一部を抜粋・編集したものです。】とのことである。

7月3日 新渡戸稲造記念センターの『がん哲学外来』で個人面談の機会が与えられた。 大変貴重な時であった。

【『涙とともに パンを食べた者でなければ 人生の味は分からない』[ゲーテ(Goethe:1749-1832)]&『喜んで無邪気に小さなことに大きな愛を込める』】が 今回、鮮明に想い出された。

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