第64回『暇げな風貌』と『偉大なるお節介』 〜 穏やかな柔和な心 〜
2025年4月26日【<がん哲学外来>『お茶の水メデイカル・カフェ in OCC(2012年5月26日スタート』】に出席する(添付)。 今回、6組(8人)の個人面談の機会も与えられている。 【『がん哲学外来』のモットーは『暇げな風貌』と『偉大なるお節介』である。『暇げな風貌』とは、たとえ忙しくても、そのことを表に出さず、ゆったりとした雰囲気で患者と対話できる資質のことである。『偉大なるお節介』は『他人の必要に共感すること』であり、『余計なるお節介』と『偉大なるお節介』の微妙な違いと その是非の考察が課題となろう。『医療者』に求められるのは『暇げな風貌』と『偉大なるお節介』である】と実感する今日この頃である。『穏やかな心をもって接する 〜 柔和な心を引き出す 〜』は、【<がん哲学外来>『お茶の水メデイカル・カフェ in OCC』】の原点でもある。 まさに『自分の力が人に役に立つと思うときは進んでやれ』(新渡戸稲造:1862-1933)の学びである。
【『視野狭窄にならず、複眼の思考を持ち、ニューモア溢れる』= 私たちには、出来ることと できないことがあるが、出来ることは 頼まれれば こばむものではない、いやとは言わない】は『人生の心構えについて』(下記)の実践である!
20&30歳代:人に言われたことを黙々と がむしゃらにやる
40歳代: 自分のやりたいことや好きなことに専念する
50歳代: 積極的に周りの人の面倒をみる
60歳代: 自分のことしか考えていなかったら恥と思え
70歳代: 自分のことを語る
80歳代: 自分の人生をプレゼントにする
90歳代: 天寿を全うする
100歳代: 天国でカフェを開く
4月27日は【2008年から始めた『東久留米がん哲学外来』& 2007年から始めた『読書会』】である(添付)。『東久留米がん哲学外来 in CAJ』では毎回、wifeが 『お菓子』を作って用意してくれる。『読書会』は、東久留米駅前の喫茶店(East Side Cafe)で、新渡戸稲造著『武士道』(岩波文庫、矢内原忠雄(1893-1961)訳)と内村鑑三(1861-1930)著『代表的日本人』(岩波文庫、鈴木範久訳)を交互に読み進めている。 今回は、【新渡戸稲造著『武士道』の第8章『名誉』】である。そして、参加者と夕食の時を持つ。『継続の大切さ』を痛感する日々である。
第63回 立場を超えて集う 〜 対話のあり方を学ぶ 〜
2025年4月21日、帰宅してから【がん哲学外来市民学会事務局】の嶋田弥生氏の司会による第13回『つながるカフェ』にZoom参加した。 嶋田弥生氏のユーモア溢れる名司会で進行された。【みなさんの中で、『私も話をしてみたい』、『この人の話、このカフェの話を聞いてみたい』等ございましたら、ご連絡ください。 みなさんと一緒に 『つながっていきたい』と思っております。】とのことである。
【『がん哲学外来市民学会』は認定コーディネーターを中心に会員ボランティアにより運営する団体です。『がん哲学外来市民学会』は、医師、医療従事者、一般市
民、学生、中高生と がん問題に関心を持つあらゆる人々が立場を超えて集う『交流』の場でもある。 市民の立場に立つ『医療維新』を目指す。】と謳われている。『心に咲く花会』を担当されている森尚子氏も事務局のメンバーである。
今回のスピーカーは、兵庫県明石市の【『がん哲学外来 明石メディカルカフェ』代表・担当者】加藤史恵先生であった。 大変有意義な講演で大いに感動した。『がん
哲学学校 in 神戸メディカル・カフェ』(神戸薬科大学 地域連携サテライトセンター)の担当者 横山郁子先生も参加されていた。 横山郁子先生と加藤史恵先生とは、2025年1月18日 神戸市での【『がん哲学外来 Being Cafe 思いを語る場』(代表・担当者:野本亮一先生)】講演会で お会いしたものである(添付)
『つながるカフェ』のモットーの5ヶ条
1)『暇げな風貌』の中に、『偉大なるお節介』を有する『胆力と気概』の習得
2) 空の上から自分を見る視点
3) 言葉の大切さ、重み、対話のあり方を学ぶ
4) 世の流行り廃りに一喜一憂せず、あくせくしない態度
5) 軽やかに、そしてものを楽しむ。
4月21日 Wifeが小学校の校長を務める【クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン(Christian Academy in Japan:CAJ)】での講義に参加される為に県外の高校生2人が、筆者の自宅に宿泊に来られた。 日本語も読めるとのことであったので、筆者の本(添付)をプレゼントした。