一般社団法人がん哲学外来

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21世紀のがん哲学 樋野興夫
〜すこしの時間ご一緒しませんか?
ちょっと立ちどまり、一息つき、考えるときを持ち、歴史人に思いをはせる~

第24回 『縦糸と横糸』 〜 お互いが重なり合う交わり〜

2024年10月6日【小平がん哲学外来カフェ希(主催:大瀧恵理也・和子牧師夫妻) 開設記念『樋野興夫教授による講演会』】(小平聖書キリスト教会に於いて)に赴いた。

小平がん哲学外来カフェ “希”

”希”という字は縦糸と横糸の折り重なった貴重な織物を表します お互いが重なり合う交わりの中で 共に喜び 共に泣く 解決できなくても 解消できる 「なぜ?」から「いかに?」へ 病気であっても、病人ではない 新しい生き方を考えるきっかけの場となれれば幸いです

と 紹介されていた。 大いに感動した。

大瀧和子先生の司会で、下のプログラムが進められた。

第一部

テーマソング1『君は愛されるため生まれた』

講演

休憩

第二部

オカリナ伴奏『おどろくばかりの』

質疑応答

テーマソング2『God bless you 』

第三部

テイータイム and 個人面談の時が与えられた。

多数の質問があった。

【『1919年パリ講和会議が開催されている頃、『スペインかぜ』がフランスでも猛威をふるっていて、パンデミック(世界流行)で、感染者6億人、死者4,000万~5,000万人にも達したと推定されている』と、以前に聞いたものである。そのとき、新渡戸稲造(1862-1933)はパリにいて、その後、国際連盟事務次長に就任している(1920-1926)。『コロナ時代の生き方』が問われている現在、『新渡戸稲造なら、何と語るのであろうか?』の静思の日々である。『やるだけのことはやって、後のことは心の中で、そっと心配しておれば良いではないか。どうせなるようにしかならないよ』(勝海舟(1823-1899)の言葉が、鮮明に蘇る日々である) 】と語った。

新聞の取材者も参加されていた。 大変有意義な貴重な『開設記念講演会』時となった。 ただただ感謝である。

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