一般社団法人がん哲学外来

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21世紀のがん哲学 樋野興夫
〜すこしの時間ご一緒しませんか?
ちょっと立ちどまり、一息つき、考えるときを持ち、歴史人に思いをはせる~

第111回 『どんな境遇、状況でも 前進する』 〜 尺取虫運動に学ぶ 〜

2025年12月22日 筆者が代表を務める『がん哲学外来市民学会』主催のZoom ミーティング【第21回『つながるカフェ』(事務局 嶋田弥生氏)】に参加した。『がん哲学外来市民学会は 認定コーディネーターを中心に会員ボランティアにより運営する団体です』と紹介されている。今回のスピーカーは【茨城県の『古河はなももカフェ』の代表・担当者の三橋惠子氏であった。 『謙虚で、常に前に向かって 努力されている姿』には、大いに感動する。 大変有意義な貴重な時となった。【『がん哲学外来から広がる言葉の処方箋』は、まさに『いい覚悟で生きる』(添付)の心得】となろう!

12月23日は、『第82回多摩川せせらぎ メディカル・カフェ』(代表:岡内泰子氏)(田園調布せせらぎ館)に赴く(添付)。【OCCでのようにスピーチをして頂けたらと思っております。あと個人面談にお時間を頂ければ有難いです。その後、場所を移して7周年を祝います。 多摩川の畔までお運び頂き、関係者参加者に先生の生トークに触れさせていただければ幸いです。】との心温まる依頼であった。

『他人の苦痛に対する思いやり』は、『がん哲学外来メディカル・カフェ』の真髄である。まさに、【『欣然たる面貌、快然たる微笑をもて』= チアフルな顔付を以て人に接し、見ず知らずの人に対しても、少しの親切でもしてあげるという心もちで暮らせば、社会はどれだけ温かくなるかも知れない。& 『何事も 最初の一歩が大事である。花は芽にあり、大人の心は 三つ児に始まる。今年の事業は 今日の心に起こる』】(新渡戸稲造:1862-1933)の実践であろう。

筆者は、若き日、【『尺取虫運動 = 自分のoriginal pointを固めてから、後ろの吸盤を前に動かし、そこで固定して前部の足に前に進める。 かくていつも自分のoriginalityを失わないですむ』&『どんな境遇、状況でも 確実に 前進できる人物になれ』】を教わったものである。 まさに『人間社会の病理 〜 尺取虫運動に学ぶ 〜』である。

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第110回 『心温まる器』 〜 『個性と多様性』の提示 〜

筆者は、2025年12月17日 群馬県の万座温泉日進舘(標高1800メートル)での【『がん哲学外来カフェ in 万座 天空のデイサービス万座で『樋野先生を囲んでちょっと早いクリスマス!』】に wifeと向かう。 12月18日は、講演【『Medical Village in 万座』 〜 バランスを 取りながら 共存する 〜】、12月19日は【『がん哲学外来カフェ in 万座 = 万座温泉日進舘』で、Face to face で、お茶を飲みながら『個性と多様性』の提示】が企画されている。 企画された 市村雅昭氏の『心温まる器』には、ただただ感謝である。

筆者が、最初に幼い子供達と万座温泉に訪問したのは1998年であろうか! その後、息子は、1908年創立されたカナダのバンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学(The University of British Columbia:UBC)に入学し、学生時代、夏休みに帰国して、万座温泉日進舘で アルバイトをしたものである。
筆者の夢は、『万座 Medical Village 構想』である。 標高約1800メートルでの『Medical Village 構想』で、大いに話しが盛り上がったものである。 そして、【議長:市村雅昭氏、施設長:齋藤智恵美氏、雑用・編集長:森尚子氏】で、『天空デイサービス万座』ニュースレター創刊号:春号発行(2020年5月)の運びとなった。 不思議な出会いである。 筆者は『天空デイサービス万座』ニュースレターで、【『診療所 in 万座 〜 構想を夢見て 〜』&『種と畑 〜 地上と高地でのヒトの健康寿命 〜』&『天は開いている ~ Medical Village  (診療所、訪問看護、介護施設)〜』】を寄稿したものである。

筆者は、『天空デーサービス万座』ニューレター 雑用・編集長の森尚子氏(目白がん哲学外来代表)の命令で【『おまえに』、『くちなしの花』、『すきま風』、『銀座の恋の物語』】を歌ったものである。『人生の良き想い出』となった。

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