第99回 噛めば噛むほど味わい深い 〜『熱量ある するめ(スルメ)講演』〜
2025年10月19日『ひばりヶ丘駅 ―> 池袋駅 ―> 東京駅 ―> 名古屋駅 ―> 尾張瀬戸駅』に向かった。 電車の車内から、外の風景を観ながら 大いに心が癒された。 瀬戸永泉教会創立137周年記念講演会で、講演【『賢明な寛容』〜『英断と胆力』〜 ー がんを患って死を意識する。その時、あなたは、家族は ー】の機会が与えられた (添付)。 多数の参加者と質問もあり感動した。 終了後、金城カフェのスタッフの瀬戸真知子氏と宮之原光枝氏が駅に送ってくださった。
早速、『がん哲学外来金城カフェ代表者:土屋美恵子氏|担当者:下村展子氏、瀬戸真知子氏』から下記のメールを頂いた。【今日は先生にお目にかかることができ、まさに最高の一日でした。 感謝申し上げます。 先生のご講演を拝聴するのは久しぶりでしたが、とても嬉しく、楽しいひとときでした。 噛めば噛むほど味わい深い『するめ講演』、本当に感動しました。 先生のように暇気な風貌で、肩の力を抜くことの大切さを改めて感じました。 目指せ『チャウチャウ犬』ですね。】& 【この度は愛知県瀬戸市まで 足をお運びくださり、初めての方には詳しい導入を、カフェスタッフには総復習のような、がん哲学外来に関するご講演をありがとうございました。スライドはより分かりやすく、お声も聞きやすく、スルメのいい味を楽しんだとの もっぱらの評判でした。 金城カフェも がんカフェの一例として、その成り立ちとリアルを紹介する機会が与えられ感謝いたします。】 また、講演の写真も送られて来た(添付)。
横山厚志牧師からは、【遠く瀬戸まで来てくださりありがとうございました。先生のガン哲学に対する熱量を感じました。これからもガンに苦しむ方々のために、よき働きをお願い致します。— 本日は本当にありがとうございました。】
大変有意義な貴重な『瀬戸市の旅』となった。
第98回 『少年よ大志を抱け』 〜 『がん哲学・外来の原点』 〜
2025年10月14日 山梨県甲府市の山梨英和中学・高等学校校長を務められていた 岩間孝吉先生より冊子【『甲府商店街 わくわくフットバス ガイドブック 04』明治・大正・昭和・平成なつかしいこうふ商店街めぐり4』】が送られてきた。 【『ボーイズ・ビー・アンビシャス』精神を伝えた『甲府中学校』は甲府城跡にあった。】の箇所で『大島正健(札幌農学校一期生)』の記事を拝読した。
2015年 海老名総合病院(神奈川県)での【がん哲学外来開設記念講演 〜 第1回大島正健記念 がん哲学外来シンポジウム 〜】に、大島正健のお孫さんの大島智夫先生も出席され、ご挨拶もして頂いた。『クラーク先生とその弟子たち』(大島正健著、大島正満、大島智夫 補訂;教文館1993年)も拝読し、ウィリアム・クラーク(1826-1886)の『Boys, be ambitious !』の由来を学んだものである。
【札幌農学校(現在の北海道大学)を率いたクラークが1877年『その地を去るに臨んで、馬上から学生に向かって叫んだ言葉』と『ボーイズ・ビー・アンビシャス(boys be ambitious)』を『少年よ大志を抱け』と訳したのが大島正健である】と大島智夫先生から伺ったものである。 クラーク精神が内村鑑三(1861-1930)、新渡戸稲造(1862-1933)、南原繁(1889-1974)、矢内原忠雄(1893-1961)を生んだ。 この4人の読書遍歴が 筆者の『がん哲学・外来の原点』(添付)である。
2025年9月25日〜27日 金沢での第84回日本癌学会学術総会大会長は、大島正伸先生(金沢大学教授)であった。 2003年 お茶の水の東京ガーデンパレスでの、筆者の順天堂大学教授就任記念シンポジウム【『われ21世紀の新渡戸とならん』(イーグレープ出版)(添付)】に、大島正伸先生のお父様(大島智夫先生)が出席された。 神奈川県海老名市の大島智夫先生のご自宅での会食にwifeと招待されたことが、『人生の忘れ得ぬ想い出』である。





