一般社団法人がん哲学外来

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21世紀のがん哲学 樋野興夫
〜すこしの時間ご一緒しませんか?
ちょっと立ちどまり、一息つき、考えるときを持ち、歴史人に思いをはせる~

第113回  誠実に語り、誠実にふるまう 〜 愛にあふれる 〜

2025年12月28日、wifeとCAJ(Christian Academy in Japan)のキャンパスの中にあるKBF(Kurume Bible Fellowship)に出席した。 終了後、知人のご家族とwifeと7人で、東久留米駅近隣のレストランで、昼食の時を持った。 CAJからアメリカの大学を卒業され、現在アメリカのニューヨークで勤務中で正月休みで帰国中の『日本語、英語のバイリンガル』の娘様と、筆者の既本の英訳で、大いに盛り上がった。 本当に実現したら、歴史的快挙と成ろう。『 誠実に語り、誠実にふるまい、誠実に生きて、常に真理に従うことを喜び、—、各器官が結び合わされ、体全体がしっかりと組み合わされて成長し、愛にあふれるようになるのです。』(エペソ人への手紙4章15〜16節)を実感した。

また、筆者が、2003年『日本癌学会』&『日本病理学会』の講演会で『がん哲学』を提唱し、2008年『外来がん哲学外来』を、病理医が、順天堂大学病院で開設出来たのは、【『わたしをつかわして 心のいためる者をいやし、 捕われ人に放免を告げ、 縛られている者に解放を告げ、 ―― また、すべての悲しむ者を慰め、 シオンの中の悲しむ者に喜びを与え、 灰にかえて冠を与え、 悲しみにかえて喜びの油を与え、 憂いの心にかえて、 さんびの衣を与えさせるためである。』(イザヤ書61章1-11節) &『知者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選び、 有力な者を無力な者にするために、この世で身分の低い者や軽んじられている者、すなわち、無きに等しい者を、あえて選ばれたのである。』(コリントの信徒への手紙一1章27節)】であると痛感する原点回帰の日となった。 まさに、『良き知らせがここにある』の心得であろう!

来年(2026年)に向けて、大変有意義な充実した貴重な、2025年の年末の1日となった。

第112回 『人生の貴重な忘れ得ぬ宝物』 〜 汝が義務と知られるものを尽くせ 〜

『がん哲学外来金城カフェ』の担当者でもある瀬戸真知子氏から『10歳のマリアのブログ 夫の闘病記 100回記念』(瀬戸真知子 & 瀬戸加大著 発行プレイズ出版)が届いた(添付)。大いに感動した。 出版社を探された息子様、編集長を担当された娘様も含め家族全員での今回の製本は『人生の貴重な忘れ得ぬ宝物』となろう! 筆者は、【『はじめの言葉』〜『人生の貴重な忘れ得ぬ出会い』〜】を記載する機会が与えられた。

【想えば、ご主人の『医師で がん研究者』である瀬戸加大先生と最初にお会いしたのは、43年前の1982年の『日本癌学会』である。 病理医の私は、癌研時代から毎日 顕微鏡で細胞を診て、病理組織診断と病理解剖に専念したものである。『丁寧な観察力の修練』であった。 現在も定期的に病理組織診断業務を行っている。 『顕微鏡を見て病気を診断する=森を診て木の皮まで診る』実践でもある。『がん細胞の病理』と『人間社会の病理』の類似性が、2001年の『がん哲学』の提唱の原点である。そして、2008年 順天堂大学病院で『病気』であっても『病人』ではない社会の構築を目指して『がん哲学外来』が開設された。『人生の貴重な出会いの流れ』を痛感する日々である。】

また、【私が2019年3月順天堂大学病理・腫瘍学教授を定年退職して名誉教授を拝命した翌月、『新渡戸稲造記念センター in 新渡戸記念中野総合病院』が設立され、センター長に就任し『がん哲学外来』が定期的に開催されている。 新渡戸稲造(1862-1933)が、愛読したトーマス・カーライル(Thomas Carlyle;1795-1881)の『サーター・リサータス:衣装哲学』の『“Do thy Duty, which lies nearest thee, which thou knowest to be a Duty”(汝の義務を尽くせ。汝の最も近くにある義務を尽くせ、汝が義務と知られるものを尽くせ)』が、『瀬戸家』の精神であろう! 】と記述した。

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