一般社団法人がん哲学外来

ブログ

21世紀のがん哲学 樋野興夫
〜すこしの時間ご一緒しませんか?
ちょっと立ちどまり、一息つき、考えるときを持ち、歴史人に思いをはせる~

第86回 『多様なニーズに対応する』 〜 つながる社会構築 〜

2025年8月18日『2025年度第1回Lynch症候群委員会』に、アドバイザーとしてZoom ミーティングに参加した。順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授時代、2014年『リンチ症候群研究会』が設立され、筆者は代表を仰せつかり【リンチ症候群研究会設立の趣旨 〜 今後の展望と期待 〜】を記述したものである。

【近年、遺伝性腫瘍に関する注目度が高まり、一般市民にも知られるようになってきており、様々な分野の医療従事者も、その対応を求められつつある。―― リンチ症候群は、『ミスマッチ修復遺伝子の生殖細胞系列変異を原因とする常染色体優性遺伝性疾患である』と定義され、―― 遺伝に関する指針やガイドラインに沿った検査の実施が必要であると考えられる。―― 各科臨床医・臨床遺伝専門医・病理医が連携を取り、院内体制の構築を検討する必要がある。――『リンチ症候群研究会』では、リンチ症候群の概要とその診療に関連する情報を提供したいと考えている。】と述べた。

【『リンチ症候群研究会の3つの使命』
1)学問的、科学的な責任で、病気を診断・治療する
2) 人間的な責任で、手をさしのべる
3) 病気(遺伝病)も単なる個性である社会構築

【『遺伝病も単なる個性である』 & 『病気であっても病人ではない』の社会構築】は、人類の進むべき方向であろう!! まさに、【多様なニーズに対応する『医療人材(プロフェショナル)養成』】の時代的到来であろう!

その後、筆者は代表を務める『がん哲学外来市民学会』(Cancer Philosophy Clinic Association for the People:2011年設立)の『第17回つながるカフェ』(事務局の嶋田弥生氏の司会)(初回は2024年4月13日:添付)に参加した。【がん哲学外来カフェ『赤い屋根』】(大阪府)の発表を拝聴した。 大いに感動した。

第85回 『多様性のある居場所』 〜 心がけにより逆境も順境とされる 〜

2025年8月13日『9周年記念 目白がん哲学外来カフェ』(代表森尚子氏:目白町教会に於いて)に赴いた(添付)。多数の参加者であった。 筆者は下記を語った。

【多様性のある居場所の教訓】の5ヶ条
① 自分の力が人の役に立つと思う時は進んでやれ
② 人の欠点を指摘する要はない、 人のあやまちは語るには足らぬ
③ 理由があっても腹を立てぬこそ非凡の人
④ 感謝は優しき声に表れる
⑤ 心がけにより逆境も順境とされる

『つもりちがい10ヶ条』
1. 高いつもりで低いのが教養
2. 低いつもりで高いのが気位
3. 深いつもりで浅いのが知識
4. 浅いつもりで深いのが欲望
5. 厚いつもりで薄いのが人情
6. 薄いつもりで厚いのが面皮
7. 強いつもりで弱いのが根性
8. 弱いつもりで強いのが自我
9. 多いつもりで少ないのが分別
10. 少ないつもりで多いのが無駄

土肥研一牧師の司会(添付)で『質問』の機会が与えられた。 新聞社の方も出席されていた。筆者は別室で5組の個人面談の時が与えられた。『手のひらを太陽』を熱唱され、筆者の『統括』後、森尚子氏『終わりの挨拶』で終えた(添付)。早速【がん哲学外来、言葉の処方箋が大変良く理解できました。 ― とても素敵な感想をいただきました。】の心温まるメールを頂いた。大変貴重な時となった。

〈トップページに戻る〉