一般社団法人がん哲学外来

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21世紀のがん哲学 樋野興夫
〜すこしの時間ご一緒しませんか?
ちょっと立ちどまり、一息つき、考えるときを持ち、歴史人に思いをはせる~

第101回 賢明な寛容:the wise patience 〜 Union is Power:協調・協力こそが力なり 〜

2025年10月31日病理組織診断業務に赴いた。【『病理学』は 『形態』、『起源』、『進展』などを追求する学問分野である。『がん哲学 = 癌細胞の病理と人間社会の病理』の原点である。 病理学者が『がん哲学外来』を創設出来たのは ここにあろう!】。

【OCCメディカルカフェニュースレター『賢明な寛容:the wise patience』】第34号が送られてきた(添付)。 2008年1月 順天堂大学病院で『がん哲学外来』を始め、2008年秋に院外での『横浜がん哲学外来』がスタートした。 2026年2月14日に【横浜がん哲学外来・カフェ19周年記念シンポジウム】が企画されている。

筆者は、2001年『がん哲学』を提唱し、『われ21世紀の新渡戸とならん』(2003年11月10日発行:イーグレープ 発売:いのちのことば社)を出版した。 2007年『東久留米のインターナショナルスクール(CAJ)』で、新渡戸稲造(1862-1933)著『武士道』、内村鑑三(1861-1930)著『代表的日本人』の読書会を始めた。【『良書を読み、有益な話を聞き、心の蔵を豊かにする』(新渡戸稲造)】の実践である。 まさに、【Union is Power(協調・協力こそが力なり)】(新渡戸稲造)の原点回帰である。

筆者は、アメリカのFox Chase Cancer CenterのKnudson博士(1922-2016)の下で『遺伝性腫瘍』を学んだ(1989-1991)。 そして、『癌研究所所長:菅野晴夫(1925-2016)先生』に癌研究所実験病理部部長(1991-2004)に呼ばれ帰国した。 原田明夫(1939-2017)検事総長とは【『新渡戸稲造(1862-1933)武士道100周年記念シンポ』(2000年)、『新渡戸稲造生誕140年』(2002年)、『新渡戸稲造没後70年』(2003年)、順天堂大学教授に就任し、国連大学で『新渡戸稲造 5000円札さようならシンポ』(2004年)】を企画したものである。 鮮明に蘇る日々である。

第100回 『心温まる真摯な姿』 〜 『人生の生きる意味』 〜

2025年10月25日(土)午前中 早稲田大学エクステンションセンー(中野校)での講座【ジャンル 人間の探求: がんと生きる哲学 医師との対話を通して『がん』と生きる方法を考える。】に赴いた。 午後は、埼玉県の『上福岡メディカルカフェ3周年記念』の講演『もしかすると この時のためで あるかもしれない』に向かった。 講演の後、筆者は、別室で個人面談の時が与えられた。 会場から複数の質問もあり、大変有意義な充実した時となった。

10月26日(日)(13:00〜15:00) は、CAJ(クリスチャン アカデミー イン ジャパン)での『東久留米がん哲学外来・カフェ』(添付)の担当者:小林真弓氏の司会で、筆者は、講演【東久留米がん哲学外来・カフェ17周年記念会『メディカルカフェ』での繋がり~『心温まる真摯な姿』~ 】(添付)を行なった。 講演の後、『メディカルカフェ と 言葉の処方箋かるた大会』が開催された。 筆者は、個人面談を行なった。 Wifeは、お菓子と自宅に残っていた筆者の既刊『がん哲学外来 〜メデイカルタウンを追いもとめて 〜』(2008年3月1日 to be出版)を参加者に配布した(添付)。

その後、東久留米駅前の『イースト サイド カフェ』で『読書会』(添付)(15:30〜17:00)を行なった。 今回は、新渡戸稲造(1862-1933)著『武士道』(岩波文庫、矢内原忠雄訳)の第11章『克己』で、三国浩晃氏の音読で進められた。 『人生の生きる意味』を改めて考えるひと時になった。

終了後、隣のルチアで夕食の時を持った。 2026年2月14日『18周年横浜がん哲学外来シンポジウム 〜 いい覚悟で生きる 〜』の企画で、大いに話が盛り上がった。『横浜開港の歴史』が発表されるであろう。 代表の内田由美子氏も『読書会』に参加され、記念本が製本されるようである。

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