第54回『愛情の原点』 〜 『それぞれの役割•使命』 〜
2025年3月9日CAJ(Christian Academy in Japan)の小学校の校長を務めるWifeとKBF(Kurume Bible Fellowship in CAJ)に出席した。 この度、写真集を製作された猪口由紀子様がKBFに持参された(添付)。 寄稿して頂いた皆様には感謝である。
今回、筆者は写真集に『富士山子と呼ばれて』を寄稿する機会が与えれた。 筆者は【幼年時代から 私の誕生の年(1954年)の母(1923年2月20日 〜 2019年6月3日)の元旦の夢が『富士山(3776m)』(添付)であり、筆者は、幼児の時から『富士山子』と母に励まされたものである。】幼年時代のインプリンテイングは 生涯に影響を与えるものである。 これが『愛情の原点』となろう!
筆者の故郷は、現在では人口34名、60%の空き家の島根県出雲市大社町鵜峠である。 無医村で小学校も中学校も廃校になった。 小学校の卒業式で、筆者に強い印象を与えた来賓の言葉は『ボーイズ・ビー・アンビシャス (boys be ambitious)』である。 札幌農学校を率いたウィリアム・クラーク(1826-1886)が、その地を去るに臨んで、馬上から学生に向かって叫んだと伝えられている言葉である。 クラーク精神が 札幌農学校2期生の内村鑑三(1861-1930)、新渡戸稲造(1862-1933)、そして2人の弟子でもある南原繁(1889-1974)、矢内原忠雄(1893-1961)を生んだ。
2003年に、初版『われ21世紀の新渡戸とならん』(イーグレープ)、2018年に、新訂版、2019年4月には英語版『I Want to Be the 21 st Century Inazo Nitobe』 (日本橋出版)が発行されることになった。 『人知を超えて、時は進んでいる』を実感する日々である。
筆者は、CAJに於いて2008年から『東久留米がん哲学外来』を始めている。 2007年からはCAJで、新渡戸稲造著『武士道』、内村鑑三著『代表的日本人』の読書会を始めている。『良書を読み、有益な話を聞き、心の蔵を豊かにする』(新渡戸稲造)の心得である。帰宅中、落合川を散策して白鳥とカモを眺めた(添付)。大いに心が慰められた。『地球上の生物のそれぞれの役割•使命』を実感する。『1つのからだには 多くの器官があって、すべての器官が 同じ働きはしないのと同じように、大ぜいいる私たちも、― ひとりひとり互いに器官なのです。』(ローマ人への手紙12章4-5節)の復学の1日であった。
第53回『いたわり』の理解 〜 『国家、民族の懸け橋』 〜
2025年3月6日、筆者は、日中医学協会(The Japan China Medical Association)の広報委員会にZoom参加した。 HPには筆者の【『もしも突然、がんを告知されたとしたら。』(2023年5月4日東洋経済新報社発行)】(添付)と 【『がん病理学者が読む聖書『ヨブ記』 〜 なぜ、こんな目に あわなければ ならないのか 〜(2023年10月15日 いのちのことば社発行)】(添付)が紹介されている。ただただ感謝である。
筆者は、機関誌『日中医学』(2020.11:Vol.35 No.3)の『特集:日中におけるがんの告知 〜 がんゲノム医療時代を迎えて 〜』担当する機会が与えられ、『巻頭言』に【『日中の懸け橋』~『日中のがん告知の現状と相違』~】を寄稿した。『あとがき』には、【人間の身体と臓器、組織、細胞の役割分担と、お互いの非連続性の中の連続性、そして、傷害時における全体的な『いたわり』の理解は、世界、国家、民族、人間の在り方への深い洞察へと誘う。『他人の苦痛に対する思いやり』は医療の根本であり、患者の視点に立ったがん医療が求められる現代において本誌は、立場を超えて集う『交流』の場になるであろう。 今回の特集が『患者主体の医療』の基盤整備の一助となることを期待する。】と記述した。
【日中医学協会は、日本と中国の医療関連諸領域における交流事業を行い、日中両国及び日中両国を中心としたアジア地域の保健医療の普及及び向上に寄与することを目的として(1)研究助成及び学術的共同研究の実施 (2)学術会議 (3)医療協力事業及び支援活動 (4)調査・情報収集、広報啓発活動 (5)人材育成 (6)招請、派遣、その他目的達成のために必要な事業を行っております。】と謳われている。
筆者は2017年、北京大学腫瘤病院で拙著『がん哲学外来で処方箋を』の中国語訳出版記念講演会(北京大学出版社主催)に招待された(添付)。 講演は、中国全土に、ネットで、同時放映され、北京大学腫瘤病院が作成された広報文章も、ネットで放映されたとの連絡を頂いた(添付)。【本書は『人生』の本質を探究し、『愛』の意味を追求するものである。――、きっと本書から専門的な知識や心の癒しを得ることができると信じる。』&『臨床医学または医学教育の重要な実践であり、――。医学の核心を示している。』】との身に余る文章を主催者から頂いた。
『日中の懸け橋』になれば望外の喜びである。